ヒナザクラ

ヒナザクラ
今年もヒナザクラの咲く季節になった。
もう10数年も前になろうか。東北に住んでいたころ、春の到来とともにヒナザクラがたくさん咲いてくれた。
小さな株にすっと茎を立ち上げて、清楚な白い花を鉢いっぱいに咲いてくれたことが、とても懐かしい。
咲いた後は株がたくさん殖えて、大きな鉢に何鉢も植え替えてもまだ残ってしまい、関東に住んでいた叔父にも大鉢で分けてあげたことなどが思い出される。
最初は叔父から戴いたものだが、何故か叔父は育たないという。
たくさんの山野草を育てていて、珍しいものもたくさん育てていた叔父が育たないというのがとても不思議だった。
それからここに越してくるまで、7年間はロックガーデンに山野草を植えてほとんど管理をしなかったので、消えてしまったものも多かった。
ヒナザクラも消えてしまった中のひとつだった。
栃木南部の住宅地に越してきて山野草栽培を再開し、種からの栽培も始めた。
大鉢に咲き乱れていた清楚なヒナザクラをまた育てたくなり種を播いたのだが、芽生えた苗の夏越しにびっくりするくらい苦労させられた。
たくさんの芽が出たのだが、夏の終わるころには7本くらいになってしまい、大きな打撃を受けた。
去年は夏に初花を1本見ることが出来たが、2年目の夏を越した今年の春は茎がなかなか伸びてくれず、天候不順も手伝って、花は咲いているのだがきれいに開いてもくれなかった。
殖えすぎるくらいのヒナザクラを育てたことがあるだけに、どうにも納得のいかない感じは拭いきれない。
叔父が咲かないといっていたことも、やっと分かるようになった。
今、小さな株が4本残っている。
あきらめきれずに今年も種を播いたがまだ芽生えていない。
この地でヒナザクラが綺麗に咲いてくれるということはないのだろうか。
まだあきらめられないでいる私である。
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Comments
気温の違いが、影響しているのでしょうか?生物って本当に不思議ですね。そういう意味では、人間の適応力は、かなり強いものがあるのですね。(^_^;)
私には、wakoさんが何種類かのこの小さい白い花たちをアップされたのをみてきて、正直、違いがほとんどわかりません。
でも、wakoさんは全部わかってみえて、すごいですね。
Posted by: やすみ | April 16, 2006 at 09:11 AM
やすみさん こんばんは。
そうですね。
人間のようにどこにでも移動のできるものと植物のように自分では一度芽生えたらそこで生息するのが当たり前の植物との違いかも分かりませんね。
Posted by: wako | April 17, 2006 at 10:11 PM