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May 2006

プリムラ アルピコラとプリムラ アルピコラ ビオラケア

Primula_alpicola_1

プリムラ アルピコラ
チベット 標高3700~4600 メートルに自生

Primula_alpicola_var_violacea
プリムラ アルピコラ ビオラケア(プリムラ アルピコラの変種)
中国四川省 標高3700~4600 メートルに自生

Primula_alpicola_var_violacea1
プリムラ アルピコラ ビオラケアの色違い

Primula_alpicola1山野草を育て始めたころから日本の高山のコザクラ類は育てていたが、海外のプリムラを育てるようになったのは、3年ほど前から種からの栽培を始めたのがきっかけだった。
中国四川省の標高3700~4600 メートルに自生すると言う、プリムラ アルピコラ ビオラケアの神秘的な花をネットで見せていただいてから、その神秘的な花をどうしても見たくなってしまった。
最初はコザクラ類それも慣れている日本のものから(少し海外のものも播いたが)播種をしたが、海外のプリムラの播種を積極的に始めたのは次の年2005年3月からだった。
まだまだ種からの栽培にはなれていなかったため、たくさん芽生えたプリムラ アルピコラ ビオラケアも残ったのは7~8本だったと思う。
昨年は花を見る事が出来なかった。
2005年1月にプリムラ アルピコラを播き、夏越しが心配だったので3月にはまたプリムラ アルピコラ ビオラケアも播いた。
暑い夏だったため、前年に播いた苗は3本を残すだけになってしまったが、2005年に播いたアルピコとビオラケアはたくさんの苗が夏を越してくれた。
アルピコラ類の春の芽出しは遅い。
痺れを切らすころに芽生えてくるのだった。
とても花を見る事が出来るなどとは思ってもいなかったが、まず1昨年に播いたビオラケアが蕾を見せてくれ、次いで、昨年のビオラケアの蕾があがってきた。
最初のビオラケアの花が咲いて、アルピコラはあきらめていたころに蕾が見えたときは嬉しかった。
これで、一応の念願がかなったことになる。
後は来年もまた次の年も花を見せてくれるかどうかということだが、それは神のみぞ知るである。

根本的には消耗品のような栽培はしたくないというのが心情であるが、今はどの辺で折り合いがつけられるかは自分でも分からない。
ただ大変な世界に足を踏み入れてしまったとは思っている。

 

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尚仁沢ふたたび

Hasi1

Tanigikyou1
タニギキョウ

Kuwagatasou
クワガタソウ

Yukizasa
ユキザサ

Nagare日曜日(21日)は久しぶりの好天で、今まで出来なかった家事を片付けた。
22日も晴れの予報だったので、つい最近名勝に指定された尚仁沢遊歩道の散策に出かけた。
予報のようには天候はよくならなかったが、さわやかな若葉の中を大量の湧き水の流れに沿っての遊歩道はとてもさわやかだった。

残念なことに若葉の繁って、曇った山の中は薄暗く、写真を写すには最悪の条件だった。
初めて見る花にも出会うことが出来、ISO感度を最高にして、露出補正をして何とか写せたことはとても嬉しかった。
とても良い写真とは言えないが・・・

Koke今まで写したことのない風景にも挑戦してみた。
花の数が少なかったことと、さわやかな山の空気が私に挑戦の勇気を与えてくれたのかも知れない。

こちらも思ったようには写せなかったが、気持ちの上で少し前進できたことが嬉しかった。
今度は木漏れ日の差すような日に行ってみたいと思っている。
Tukubanesou
ツクバネソウ


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プリムラ セカンジフローラ

Primula_secundiflora1
昨年芽生えて1本だけ残ったプリムラ セカンジフローラの苗

Primula_secundiflora昨日から今日にかけて、今冬に播種して少し成長した苗の植え替えをしている。
左の画像は2006年1月に播いた プリムラ セカンジフローラ である。
去年も播いたのだが、夏の暑さで1本だけになってしまったのと、枯れる前の成長がたくましく、いつも苦労させられているプリムラにはないようなたくましさを感じていた最中、あっという間に元気がなくなり50本くらいあった苗が枯れ始めたのである。
全部枯れしまうかと思ったが1本だけ残ってくれたのが上の苗である。
よく調べてみたら、中国名(偏花報春) 雲南・四川省の3500~4400mに自生するらしい。
わが家の夏の暑さには耐えられなかったのだろう。
この苗も今はたくましいが、今年の夏を無事に乗り越えてくれることを願って止まない。
そして今年はどのくらい夏の暑さに耐えることが出来るか工夫してみたくて、もう一度播いてみたのである。

種を播くようになって色々なことが分かってきた。
発芽能力と、植物の強さはぜんぜん関係のないこと、当たり前のことながら経験しないと分からないことが多い。
山野草の栽培暦は長いので、少しは種を播いたこともあるが、本格的に種を播くようになったのは2003年の春、ヒマラヤの青いケシがブームのようになっていたころのことである。私も種を播いてみた。
駄目でもともとの思いはあったが発芽率はとてもよく、びっくりさせられたものである。
高山植物を育てると同じような管理をしたが、早々に消えてしまった。
初めての播種から経験させられた、喜びと悲しみの思いである。

種から育てることは難しい、まず発芽しないものがたくさんあること、種の良し悪し、管理のしかたが一律ではないことなどなど、まだ分からないことばかりである。

発芽さえすれば元気に育ってくれるものがある一方で、発芽後の管理の難しいものなど、たくさんのことをクリアして咲いてくれる花たちはことのほか愛しい。
この楽しみのために今後も種まきを続けていくことだろう。

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アクイレギア スコプロラム

Aquilegia_scopulorum
アクイレギア スコプロラム

アクイレギア スコプロラムの種を播いて、去年初花を見た花が上の花である。
アクイレギア スコプロラムは花は澄んだ青色、草丈10cm、距は長く3~5cm北米高山系でもっとも優美なオダマキといわれるとある。
2004年3月に播いて3本が芽生えた。
2005年1本が初花を見せてくれ、上記のごとく優美な花に感動した。
ただ草丈は20cmはあった。
低地で咲いたためか、交配されたためかは分からない。
本物を見たことがないのだから、自生地ではどんな花が咲いているかも分からない。

種の名前を信用するほかないのであるが、不思議なことに今年咲いた2本目の花は白で花の形も少し違う。
Aquilegia_scopulorumsiro葉の形も少し違っているとは思っていたが、白花の美しい花が咲いた。
名前の調べようもない。
白花の美しさだけで満足である。
もう1本小さな苗が残っている。
この苗はどんな花を見せてくれるのだろうか。
海外の高山植物を種から育てるということは、こういうことなのだろう。
いつかは分かるときが来るかも知れないが、今は種から育てて名前の分からない花たちも受け入れながらも世界のそして日本の見たことのない花たちも種から育てていこうと思う。


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