麦草峠 高山植物園

ツクバトリカブトの群生
八千穂高原自然園を後にして、麦草峠にと向かった。
標高2127メートルにある麦草峠には小さな高山植物園があった。ロックガーデンもあり、いろいろな花が植えられていたが、ほとんどの花は終わりに近く、草原も秋の花に場所を譲っていた。
池の平ではじめて見たときはとても不思議な形の植物と思った花後のハナイカリはその後、蕾だったり、花後だったりでなかなか咲いている花を見られないでいたが、ハナイカリの花がたくさん咲いているのに出会えたことはとても嬉しかった。
いつか見たいという思いが少しずつかなえられるのは望外の喜びである。
ハナイカリ
トリカブト属は同定が難しい。
間違っているかも知れないが、草むらの中にはツクバトリカブトと思われる花が群生を作っていて、秋色の濃い青紫が澄んだ空気の中で美しかった。
夏の花が終わりを告げようとしているロックガーデンの中には、ホソバトリカブトがやはり濃い青紫を掲げていた。
左 ホソバトリカブト






関東地方は例年に比べてとても短い夏だった。
白の小径、青の小径、緑の小径と名づけられた散策路がありそれぞれに植生が違っており、白の小路は白樺の林の中にが気持ちよく、青の小路は遊亀湖、澄み切った渓流や滝を見ながらの散策、緑の小路は深い林の中を歩くというようになっていた。
リシリヒナゲシを初めて播いたのは2003年の5月である。












今年は春から雨の日が多く、どこに出かけるのも予定が立たず、天気予報を見て出かける日決めるということが多かったが、今回も天気予報を探っているうちに8月に入ってしまった。
天候は最高で、リフトを降りると早速キタヨツバシオガマとニッコウキスゲの綺麗な姥ヶ岳にと向かう。
この風景を見ただけでも月山に来た甲斐があると思うほどである。
ここからが大きな石で階段を作ったような急な登りに入る。
初めてのことであるが、写真を写すために立ったり座ったりしていたためか、頂上まであとわずかというところで足をつってしまい、しばらく休むことになってしまった。
山小屋の人の話では、今年は雨ばかり降っていて、花が綺麗に咲きそろわず、コバいケイが一本も咲かないと嘆いていたが、頂上付近にはチングルマも見ごろに咲いているところもあり、綺麗に咲きそろう年はどんなだろうと思いをはせるだけでも月山の奥の深さが伝わってくるようだ。
朝空が明るんでくるにしたがって、あちこちから物音が聞こえ、いつの間にか朝日の見える場所にと集まり始めていた。
Recent Comments